寂しいって感情

息子が、最近寂しいと泣く事がある。
夏休みを迎え、すっかりお家でチルモードだった息子の夏休みももう終わり、二学期が始まった。

嘘みたいに一瞬で過ぎた夏休みの間、私は仕事仕事仕事な日々。

夏休み明けのラスト1週間は新しく開店したラーメン屋で働き出した。

これまでは昼間しか外では働かず、夜は家でやれる仕事をしていたが、このラーメン屋さんでは、夕方から夜まで勤務する。
週に2度だが、息子にとって、夜に私がいないというのは殆ど未経験。

遅番2日目、昼間もシフトでラーメン屋さんに行っていて、14:30過ぎに戻り、16:30にはまた店に行く感じ。

一度帰宅した私に少しくっついてた息子は、外の公園に来た友達の声を聞くと、一目散に遊んでくる!といなくなった。

14:50ごろの話。

それからしばらくしても帰ってこないので、16:20過ぎに、仕事に戻ろうかなと車に乗った途端、息を切らした息子が帰ってきた。

徐に助手席に乗り込む。

私「行けないんだよ、お仕事だから」

息子「でも、でも、」

何か言いたげだが、言葉が出てこない。
抱きしめたら納得するか?と思い抱き締めるのに、

私「彩ちゃんが頑張れる様に、ぎゅーしてくれない?」

抱きついた息子から土の匂いがする。
砂場遊びかな?と思いつつ、よしよしすると
小さく震えている。

どうしたの?と問うと

口をへの字にした息子が

「寂しいから行ってほしくない」
と、小さく言い、堰を切ったように声を上げて泣いた。

だが、出勤時間はギリギリ。
あまり猶予がない。
社会人としての部分と、母親の部分。
ふと、私が結婚していて旦那がいたら違かったか?
なんて、今更な後悔がよぎる。

しかし、その思考はすぐに捨てて、

私はこの子を育てるために働かないといけない

と、泣く息子を時間ギリギリまで抱き締めることにした。

時間が来たら、車から下ろそう。
心を鬼にするしかない。

そう思っていると、仕事を切り上げた母が戻ってきた。
「後でばあばとラーメン屋さんに食べに来る」
って約束で、なんとなく納得してくれたのでそのまま下ろした。

声を上げて泣くコト事態、最近は無かったので、複雑な気持ち。
可哀想で仕方がない。

成長してきたとはいえ、まだ6歳。

私も母にそう縋りついた事があったなと、私もまた母子家庭育ち故にフラッシュバックしたそんな日だった。

今日はぶどう狩りを知り合いのお家でさせてもらい、息子の父親と、その友人と共に過ごした。
居酒屋でご飯を食べてまったりした後、帰るぞとなった時、やはり息子は泣いた。

離れたくない、寂しいと。

今はそんな時期なのかな。
誰かとさよならするのって、悲しいし寂しいよね。
でも、これからそんなこと山ほどある。

さよなら、またね

で、2度と会えなくなった友達が数人居る。

私もだからサヨナラは苦手。

なーんて思ったりしたりした。

SAIJYU Days

日々をダラダラ。 子育て日記。 たまにしか書けないけど思い出した時に 少しずつ。

0コメント

  • 1000 / 1000