心がギリギリなんだよなぁ
息子が一年生になって、そしてあっという間に夏休みがやってきた。
相変わらず、ふわふわとした生き方をしている私と、天真爛漫な息子。
さて、息子が入学してからというもの覚悟はしていたが毎日遅刻をし、
仕事にも遅れたりすることがあったりして
イライラばかりしていた。
ある日、学校に行かないとグズった息子に対して、感情が爆発して、かなりキツく叱った。
体に縋りつき、目にいっぱい涙を溜めた息子が、への字に曲げた口から溢した言葉は、
「あやちゃんと、一緒にいたい」
我慢してるのは知っている。
あやちゃんだって、あなたとずっと一緒に居れるならそうしたい。
だけど、それは無理なんだよ。
ぎゅっと抱きしめて、落ち着くまでそこに居た。
落ち着いた息子は、「学校、行ってきます」とやっぱり目に涙を溜めて私に向かって宣言した。
その日から私は、息子の遅刻を咎めるのを辞めた。
叱れば叱るほどに頑なになる心と
いっぱいいっぱいの心。
手に取るようにわかる、息子のギリギリ。
勉強も出来ないわけじゃない様子。
お友達もいる。
先生や、事務員さんにも可愛がってもらっている。
少しずつ、外に慣れないといけないよ。
ママもあなたの手を少しずつ離すからね。
でも、まだ貴方は怖いようだから
いつでも抱っこできるように、昇降口に姿が消えるまで背中を見つめる。
そんな1学期でした。
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